第二章 日本の技術は世界一

第6話)パーマの技術は皆無に等しい。

アメリカもヨーロッパ諸国も、もちろんオーストラリアもパーマの技術は発展していない。日本のような柔らかい「ゆるかわ」パーマなどは、西側諸国には無いと言ってもいい。ましてや男性がパーマをかけるなんて、普通はビックリされる(笑)パーマのロッドは、...
第二章 日本の技術は世界一

第5話)日本と西洋のカットの違い(後編)

後編 この西洋から始まった現代のヘアースタイルは、西洋人の「多く見せたい、艶やかなハリのある髪に憧れる」というのが原点にある。それが日本国内でも60年代、70年代にはワンレングスといえば、本当に真っ直ぐ綺麗に切りそろえるのがワンレンだった。...
第二章 日本の技術は世界一

第4話)日本と西洋のカットの違い(前編)

前編 その昔の日本では、男性は丁髷(ちょんまげ)女性は日本髪を結っていた。それが江戸幕府が幕を閉じ、明治維新が起こってからは西洋の文化が文明開化という言葉と共に一気に入り込んできた。髪型も同じである。「散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がす...
第二章 日本の技術は世界一

第3話)日本とオーストラリアの現場教育の違い。

自分が日本で見習いをやっていた時は、寮生活をしていたので、限りなく練習する環境にあった。朝9時―夜9時まで営業だったので、8時半までにはサロンに入れるように出勤をし、冬場は駐車場の雪かきがあるので7時半にはサロンに入り準備をする。9時にはお...
第二章 日本の技術は世界一

第2話)日本とオーストラリアの教育の違い。

専門学校レベルでのオーストラリアの教育は、日本より優れている所もあるように思えた。豪州では州立と私立とに分かれ美容師科があり、Certificate(資格)を取るためには現場で4年の見習い期間を、週に4日働きながら、そして週に一日だけスクー...