Keracolla ケラコラ・ケラチン・トリートメントの取り扱い中止しました。

LAから日本初上陸で、日本の薬事法に合わせたケラチン・トリートメントという事で行ってきましたが、内容成分に不可解なものがあり、お客様の安全、スタッフの安全を考えた結果、取り扱い中止といたしました。

僕がアレルギー体質なのかもしれないのですが、施術中は鼻水が止まらないところから始まり、手の甲に蕁麻疹が出るようになり、それでも気のせいかと思って使い続けていたのですが、腕にまで蕁麻疹が広がるようになり、それが必ずケラチン・トリートメントの施術中(鼻水)、施術後(蕁麻疹)なのです。

内容成分を調べたときは、上位の方しか調べていなく(上位の方が含有量が多いため)下方の方は見ていなかったのですが、そこに原因物質と思われるものがありました。

メチレングリコール」です。

いつものように英語で文献を調べると、たくさん出てきました。

約20年前に流行った、ブラジリアン・ケラチン・トリートメントはホルムアルデヒドが入っていて、これがアイロンをあてた時の蒸気で、目や鼻、呼吸器、皮膚にまで影響が出て、発がん性物質も確認され、アメリカでは発売中止となった経緯がありました。

以前のブログでも書いています

ホルムアルデヒドは禁止になって、代わりに出てきたのがメチレングリコールです。

このメチレングリコールの含有量を減らして、日本の薬事法に合わせたのでしょうが、メチレングリコールと水分が合わさると、ホルムアルデヒドになり、結果、人体に影響があるので、アレルギー体質の人は反応が出てくるということでしょう。

ホルムアルデヒドを入れると認可が下りないので、メチレングリコールを入れた、しかし水と反応するとホルムアルデヒドになる。

そんな文献も見つけました↓

https://health.ec.europa.eu/system/files/2020-04/citizens_methylene_glycol_en_0.pdf#:~:text=Methylene%20glycol%20is%20an%20ingredient%20used%20in,the%20reac%2D%20tion%20of%20formaldehyde%20with%20water.

メチレングリコールは、還元剤(パーマ液)では無いのですが、その性質から還元作用はあるので、クセが伸びる、矯正までいかなくてもクセが落ち着くというメリットがあります。特に西洋人のように細げで柔らかくクセ毛という髪質には、ケラチン・トリートメントは最高によいのも確かかなと思います。

ただ、健康被害を考えると使い続けるのは厳しいので、残念ではありますが、ケラコラのケラチン・トリートメントの内容成分がグレーな成分で、僕の両腕がアレルギーで蕁麻疹が出て鼻水が止まらなくなるので、使用中止とさせて頂きました。

これに代わるトリートメントは、やはり日本製が1番というのもあり、銀座界隈で話題の「メテオ・アルカリ酸熱トリートメント」をオススメしています。

柔らかな質感で、他の「酸熱トリートメント」と違い、髪が硬くなる事も無く、必ずアルカリに寄らせてからの酸熱トリートメントを使用し、結果、髪の等電点に落とし込むという、1番髪に負担がかからず、最大限にトリートメント効果を持続させる最新のトリートメントです。

ただ、当たり前ですがメチレングリコールは入っていないし、還元剤も入っていないので、ケラチン・トリートメントと比べると、クセは伸びないようです。

ケラチン・トリートメントの独特の甘ったるい海外の香料の匂いは無いので、日本人には日本製のものが合っているなと思います✨️

日本製の最新の薬剤メテオ・アルカリ酸熱トリートメントについてはこちら
https://sapporo.yasutanaka.com/archives/2269

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