僕が30年以上続けている勉強方法ですが、
一般のお客様が、普段生活している中での、髪に目を触れるところから、自分も見ていく。
お客様目線に、とことん合わせて行く。
どういう事かと言うと…
昔であれば、
ファッション雑誌を片っ端から立ち読みして、ヘアー特集は絶対見る。
CanCamからVivi、Storyや美‘STまで20代から50歳代が読む女性ファッション雑誌を毎月(2ヶ月に一度でも良い)必ず目を通す。
ただボーっと見ているのではなく、どんなカットラインなのか、頭の中で展開図を描きながら見て、例えば、昔のボブと今のボブは何が違うのかを見るとか、昔のウルフと昔のサーファーカットと、今のNeoウルフの違いなどを細かくチェックする。
紙面上でコテ巻き教室なんて出てたら、必ず頭の中で覚えて、もしくはその号の雑誌を購入、ウイッグや家族の髪を使って練習してみる。
5年前くらいは、楽天の雑誌読み放題プランが出てきたので、本屋さんでの立ち読みはしないで、飛行機の移動中でチェックできるようになったし
最近は、インスタやYoutubeに出てくるヘアスタイルやヘアカラーなどが、一般のお客様が最初に目にする媒体だと思う。
昔よりも、めちゃくちゃ勉強しやすい環境になっている。
なのに勉強しない手はないと思うのだが、全く新しい髪について、興味の無いベテラン美容師が多すぎる。
お客様目線に合わせると、どうなるか?
一言で言うと、カウンセリングがスムーズになる。
お客様の、ふわーっとした説明がストレートに分かるようになるんです。
例えば「外ハネな感じ」という言葉からのイメージで、直ぐに最近の
丸みのある、ひし形っぽいシルエット、もしかしたらNeoウルフの事を言っているのかな?と
ピンとくるわけです。
しかし、アップデートのしていない美容師だと、もしかしたら昭和のレトロな外ハネをイメージしちゃうかもしれないので、お客様からすると「何か変?」「どうして伝わらないんだろう?」となってしまう。
お客様がよく言う言葉が
「私の説明が下手だから…」なのですが、
そうではないのです。
美容師側が、お客様目線でアップデートしていないからなんです。
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